人生100年時代を迎え、「人生100年」はもはや夢物語ではなく、現実のものとなってきたと実感する人が増えてきました。
そのために、日頃から心身の健康維持に努めている方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省によると、1992年に4,152人だった百寿者の数は、2021年には86,510人と20倍以上に増加するという。
日本人は確実に長生きしているのです。
私たちはこの調査を行うまで、百寿者は他の人よりも病気になりにくく、それが長寿の理由だと考えていました。
しかし、今回の調査では、百寿者の97%が何らかの慢性疾患に罹患していることが明らかになりました。
つまり、百寿者でも病気と無縁ではなかったのだ。
しかし、慢性疾患を疾患別に見ると、百寿者の糖尿病の有病率は6.0%と非常に低く、一般高齢者の3分の1程度である。
また、がんや脳卒中などの致命的な疾患の有病率も比較的低い。
百寿者は、「誠実さ」と「外向性」が高いことがわかりました。
誠実さとは、責任感が強く、勤勉で、まじめなことです。
つまり、百寿者は自制心があり、ルールや規則を守ります。
医師の指示や薬の量を守る、朝6時に起きて夜10時に必ず寝る、毎日運動するなど、自然と長寿につながるのです。
遺伝子のような根本的なものでなくても、バイオマーカーがどんどんわかってくれば、それをコントロールする生活習慣や医療によって、どんどん長生きできるようになる。
そうした研究が、平均寿命の延伸につながるのではないでしょうか。
私は卓球をやっていますが、90歳になっても普通に卓球ができますし、すごく長生きできると思うんです。
健康だから元気なのか、プレーしているから元気なのかはわかりませんが、卓球は何歳になっても楽しめると聞いていますので、健康で良い人生を送れると思っています。
100歳を超える人がたくさんいても不思議ではありませんね。
今日は以上です。