一戸建てを購入する際の諸費用

一戸建てを購入する際の諸費用
一戸建てを購入する際には、さまざまな諸費用がかかります。
その中でも、購入時に発生する諸費用は、手付金、不動産取得税、固定資産税・都市計画税、登記費用、印紙税、住宅ローン諸費用、仲介手数料（仲介を通して購入する場合のみ）の７つです。
これらの諸費用を詳しく説明していきます。
◆手付金：購入者が売主に支払う金額で、一戸建ての購入時には必要です。
新築物件でも中古物件でも発生します。
参考ページ：中古 物件 購入時の諸費用とは何があるの？詳しく解説！
通常は物件価格の5～10％程度であり、購入者が途中で契約を解除したい場合には、手付金を放棄することで契約を解除することができます。
◆仲介手数料：売主から直接購入する場合は発生しない費用ですが、不動産会社を介して購入する場合には仲介手数料がかかります。
仲介手数料の上限は、物件価格の3％に6万円（税抜き）を加えた金額です。
◆不動産取得税：一戸建ての購入により土地と建物を取得する場合に発生します。
土地と建物の課税標準額（固定資産税評価額）を税率にかけて求めます。
◆固定資産税・都市計画税：一戸建てを購入すると、年間を通じて固定資産税と都市計画税がかかります。
土地と建物の評価額に基づいて計算され、地方自治体に支払われます。
◆登記費用：所有権の登録や移転、抵当権の設定などを行う際に必要な費用です。
登録免許税や司法書士への報酬などが含まれます。
報酬額は司法書士事務所によって異なりますが、一般的な一戸建ての登記費用はおおよそ10万円程度です。
◆印紙税：不動産の売買契約書や住宅ローン契約書を作成する際にかかる税金です。
契約書に必要な印紙を貼り、消印をすることで支払いを行います。
◆住宅ローン諸費用：一戸建てを購入するために住宅ローンを利用する場合、諸費用として融資手数料、鑑定手数料、保証料などが発生します。
金融機関によって異なる場合もありますので、事前に詳細を確認しておく必要があります。
これらの諸費用は、一戸建てを購入する際に事前に把握しておくことが重要です。
現金の用意や予算計画を立てる上で必要な情報となります。
購入時にかかる費用だけでなく、居住中や建て替え時、売却時にかかる諸費用についても把握しておくことで、一戸建ての購入に関するイメージを具体化させることができます。